
ひとつの疑問から生まれた構想
いつも通り、SNSを巡回していた時にふと思ったこと、
「こんなに沢山の作品が、無料で公開されているのは何故?」
この疑問が、私たちの原点です。
作品を楽しんでいる人がいる。作品に感動している人がいる。
それだけの”価値”が作品にはあるのに、その”対価”を受け取ることができていない。
この答えを探す中で、無料で公開する二つの理由が見えてきました。
作品を販売するためには、買ってもらえるだけの知名度・人気が必要
金銭的な支援を受けると、活動しなきゃという義務感が生まれる
それならば、
販売しなくても”対価”を受け取ることができるプラットフォームをつくろう。
自分のペースで活動しながら支援を受けることができるプラットフォームをつくろう。
私たちのプラットフォーム運営構想は、そんな想いからスタートしました。
ヒアリングによる構想の再定義
プロジェクトの進行中、お話を伺ったクリエイターの一人に、
作品公開プラットフォームを作るうえで、とても重要なご意見をいただきました。
それは「求められているのは、開かれたプラットフォームである」ということ。
このご意見は、有料化を行うことを前提としていた当時の構想とは、真逆のものでした。
しかし、私たちが目指すのは「自分たちが作りたいプラットフォームの実現」ではなく、
「クリエイターや創作ファンにとってメリットがあるプラットフォームの実現」です。
そこで、「対価を届ける」ことと「開かれたプラットフォームである」こと、
二つを両立することができるプラットフォームの形を懸命に考えました。
その結果生まれたのが、基本無料のサブスク型プラットフォーム『クリエク』です。